総合診療・家庭医療
総合診療・家庭医療
当院は総合診療専門研修プログラム、家庭医療専門研修プログラムの基幹型病院として総合診療専門医、家庭医療専門医を養成しています。
プライマリ・ケア学会 認定医 5名 指導医 4名
総合診療特任指導医 3名
家庭医療専門医 1名
専攻医 2名(総合診療、家庭医療専門研修連動プログラム)
2025年4月現在
総合診療・家庭医療とは
年齢や疾患にかかわらずすべての患者さんに在宅から入院まで総合的な医療を提供します。患者さんの社会的・心身的要因に配慮し、地域住民の方々のあらゆる要求に応えて、すべての患者さんに継続して診療や治療にあたります。地域の医療機関・介護施設・福祉機関と連携し、地域全体の医療・介護ニーズに応えていく中で地域まるごとの健康づくりに取り組みます。
<PG責任者からのメッセージ>
PG責任者で院長の畑伸弘です。当院は臨床研修基幹型病院として初期研修医を受け入れており、地域に根ざした研修、患者さんを生活の視点でとらえることを重視した研修を行っています。これまで初期研修修了後、家庭医プログラムに5人を送り出してきました。
今後、和歌山県の総合診療、家庭医療の発展のため、地域の第一線病院で、患者さんの立場に立った医療、チームで取り組む医療、SDHに正面から取り組む立場で、専攻医を育てていきたく思っています。熱い思いをもった先生の参加をお待ちしています。
<専攻医からのメッセージ>
和歌山生協病院はアットホームな雰囲気で、先生方には優しく熱心に指導していただいています。コメディカルとの垣根も低くいつも相談にのってもらっています。市中病院ならではの困難な症例を経験し日々学ぶことが多く、チーム医療の大切さを実感しています。患者さん、コメディカルの方から信頼される医師になれるように一歩ずつ精進していきたいと思います。
<♠♣♥♦ブログ♠♣♥♦>
第16回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会が6月20日(金)~22日(日)北海道札幌市で開催され、和歌山生協病院から10名が参加。福島医師、専攻医の山形医師、研修医2年目の加納医師、藤田看護師の4名がそれぞれ演題発表しました。
(演題発表 写真左から)
筋萎縮性側索硬化症の診断から在宅での看取りまで当院で一貫して行った一例:福島
手根管症候群の診断における神経超音波検査の有用性の検討:山形
当診療所における2型糖尿病患者の血糖コントロールの実態とその考察:加納・奥田
末期がん患者と家族が「最後に過ごす場所は家」と希望された意思決定に寄り添った支援:藤田
1年目専攻医感想
今回2回目の学会参加でしたが、初めて学会発表させていただきました。30人ほどの聴衆の前で発表するのはかなり緊張しましたが、とてもいい経験になったと感じます。その他、シンポジウム、教育講演なども勉強になるものばかりで、有意義な時間を過ごすことができました
1年目研修医感想
今回、初めて学会に参加させていただきました。生協病院の先生方の堂々とした発表を拝見し、大きな刺激を受けました。自分も将来こうした場で発表できるよう努力していきたいと思います。
北海道のご飯も本当に美味しく、学びも観光も楽しめた充実した数日間でした。来年もぜひ参加したいです。
<♠♣♥♦ブログ♠♣♥♦>
4月18日、中谷病院の阪田先生をお招きして「非専門医がパーキンソン病を疑うポイント~いつ専門医へ紹介するか~」と題して講演いただきました。講演後は病院近くのお店で交流会を行い、充実した楽しい時を過ごしました。